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2006年07月10日

割烹にしべ(飯田市中央通り)


割烹にしべ(ふぐ・うなぎ)
飯田市中央通り3-2
TEL:0265-22-7011

○うな重(竹)
一人前:1,890円

うな重うなぎうな重

飯田市中央通り、お店は中央通り2・3丁目交差点ペットショップみさわの飯田駅側の小路を入ったところにあります。
店の前にでーんと構えるふぐの看板。
そうです。飯田でふぐと言えば名前の出るこのお店。
今回はこの時期ピッタリのうなぎを頂いてきました。

「今の天皇様が皇太子様だった時に、御所までうなぎを届けたことがあるんだよな。」
というご主人は東京のうなぎ屋さんで修行をしてきたとのこと。
関東風のうなぎを出してくれます。

「もちろん店でさばいているし、注文されてから作るから時間が掛かっちゃうんだよ。」
と、忙しそうに動きながら答えてくれました。

「串に刺して、まず白焼き。その後蒸してから、焼くから、余計な脂は落ちてるしとにかく柔らかいんだ。」
とご主人。
「作るのに何が難しいって、串に刺すこと自体難しい。きちっと刺さないと蒸したり焼いたりしてる間に串から身が落っちゃうから。」
そんな話をしているうちに、うなぎが。。。

1匹まるまるが乗ったうなぎ重。
作りたてのそのうなぎは見るからに柔らかそう。
秘伝のタレで焼きあがった色も美味しそうで、いい香りです。

さて、食べてみるかと箸を入れると・・・
箸の手ごたえがない。
「どう?柔らかいでしょ。」
箸で掴めないほどの柔らかさ。
普通(私の感覚では;)どんなに柔らかいうなぎでも、皮の部分はしっかりしてるので、
箸で持てないなんてことはないんですが。
うなぎ単体では持てません。

うなぎ食べる時に、ご飯の量とうなぎの量を計算しながら食べても
皮のせいで引っ付いちゃってうなぎばっかり先に食べちゃったり。
そんな悔しい思いをいつもしている私。
箸でぷっつり切れちゃいますので、そんな心配も要らなかったです。
(そんなところにこだわるのは私くらいか><;)
ご飯もうなぎに合わせてか、少し柔らかめに炊いてありました。

肝心の味。
身の柔らかさに負けず劣らず優しい味。
「うわしょっぱい;」
なんてこともなく、うなぎの身の量、ご飯の量にぴったりの味。
ビックリしたのが後味。
「うなぎって食べてる間は美味しいけど、食べ終わった後に口の中にしばらくしつこい味が残るもん。」
「あのギトギト感はひと夏に1回食べればいい。」
そんなイメージを持っていたんですが、後味はサッパリ。
頭の中の「旨い」イメージは残っても、舌の奥にいつまでも残るようなギトギト感がありません。

「余計な脂は落としてあるから、食べやすいと思うよ。」
結構強面のご主人ですが、料理の説明はやたら嬉しそうに話してくれます。
「最近は景気が悪くて、ふぐやうなぎって高いからなかなか食べに来てくれなくて。」
なんてホンネも頂きましたが、メニューをみれば。。。

うな重(昼限定)→1,260円。
天重→735円。
十分ランチで勝負出来るお値段かと。

◆本日のオマケ
コチの洗い。食べてきました。
「関東のコチ、関西のハモと言われる魚」
と聞きましたが、正直ハモもめったに食べませんし、コチは初めて聞いた魚。
夏の旬のものらしく、氷を乗せた涼しげなガラス皿で出てきました。
その食感はまさにプリプリ。
梅風味のタレと合わせ、非常に涼しげな味。
(そろそろ肉よりも魚の味覚になってくる年なのかなぁ・・・)
なんて思っちゃうくらい美味しかったです!


ご馳走様でした、ご主人。


■お店データ

「割烹にしべ」
飯田市中央通り3-2
TEL:0265-22-7011
営業時間:11:30~14:00、17:00~22:00
定休日:不定休
予約可
ご利用人数:
お座敷20席 個室もあります。
冬はふぐ、夏はうなぎが中心ですが、各種揃ってる旬の料理や飯田ならではの単品料理もオススメです。


お店の写真コチの洗い

2006年04月17日

冬蝉坊(飯田市中央通り)


割烹(和食)
飯田市中央通り1-15-4
TEL:0265-24-2890

○週替わりミニ懐石
一人前:2,500円~3,000円(内容により)

煮もの(筑前煮)前菜(里いもの白みそ煮)手羽

飯田中央公園のすぐ横、一二三屋まんじゅうさんのお隣に、今年3月にオープンしたお店「冬蝉坊」(とうせんぼう)
白地に「冬蝉坊」とだけ書かれたシンプルな看板が目印。
「とにかく美味しいって言ってもらいたくて。」
日本食にこだわって修行したご主人が腕をふるっています。

お料理は季節ごと、月ごと変わるのではなく、週替わりでのミニ懐石がメイン。
「常連さんで毎週来る方がいらっしゃるので、今週は何にしようか。って頭を悩ませてます。」
とご主人の鎌倉徳雄さん。


■ミニ懐石の一部をご紹介

「ののひるのからし酢味噌和え」
昔からよく食べられている酢味噌和えにからしを加えてアレンジ。
ののひるの臭みも抑えられていい感じです。

「里芋の白みそ煮」
甘く煮た里芋ではなく、白みそで煮たもの。
ちょっと固めの食感と白みそが里芋をさっぱりと食べさせてくれます。

「筑前煮」
「たけのこはたけのこ、ごぼうはごぼう、こんにゃくはこんにゃく。それぞれ火の通り方が違うから、別々に煮る。で、最後に合わせて味を整えるんだけど、その1分2分が勝負なんです。」
そのこだわりを最もお話してくれたのが、この筑前煮。
その自信の言葉通り、ともすると他の食材の味が移ってしまいそうなうす目の味付けの中、それぞれの野菜がそれぞれの味をきちんと主張しています。

他にも焼物、酢の物、お食事、汁物、デザートときちんとしたコース。


魚は名古屋からいいものを、野菜も自分の目で確かめて。
出来合いのお料理は一切出さず、手作りにこだわった懐石をとにかく多くの方に食べてもらいたいから。
そんな理由で始めたミニ懐石。
「まだまだ1日10人分くらいしか用意できなくて」
お料理が出てしまえばその日は終わり。

カウンターに5人
2階の座敷部屋に8人も座れば満員の余り大きくないお店。
「せっかくだから話しをしながら、ゆっくり時間をかけて楽しんで頂ければ。是非カウンターでね。」
みんなで。というには少々手ぜまですが、
気の置けない仲間や、大事な方との会席などでのご利用がオススメ。


「ご主人と呼ばれるより、板さん、板前さんと呼ばれる方が嬉しい。」
店内にも数々のコンクールでの賞状などが飾られ、その自信の程が伝わってきます。

このお値段でこの数、手の込んだお料理を作るのは大変ですよね。
なんて野暮な質問をしたスタッフに、
「板さん、旨かったよ。」
お客様が帰る時のその言葉が最高に嬉しいから。
と笑顔で答えてくれたご主人でした。

■お店データ

「冬蝉坊」
飯田市中央通り1-15-4
TEL:0265-24-2890
営業時間:17:00~22:00
定休日:水曜日
要予約
ご利用最大人数:8名まで


お店の写真店内