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あたたかい缶コーヒー

 家族で地元のショッピングセンター、アピタ飯田店に『それいけアンパンマン! ショー』を見に行った。会場が屋上駐車場(!)だったため、12月の風が吹きすさぶ寒空の下、コンクリートの上に設置されたブルーシートにひざ掛けを敷いて座り、場所取りをしながら子供と二人、11時の開演を待った。
 
 寒い、寒すぎるぞ。こりゃ一体何の修行だ。とりあえず風が吹いてくる方向に自分の背中を向け、子供を懐に抱きかかえるようなポジションを取る。周囲を見ると、他のアンパンマン好きの家族連れ(約30組ほど)も同じような感じになっている。どこかでこんな光景を見たことがあるな。なんだっけ?考えること数秒、ハッと思いつく。・・・ペンギン。ブリザードに身を寄せ合って耐えるペンギンの群れそっくりじゃないか!でも俺はやつらのような分厚い皮下脂肪は持っていないぞ。

 いかん、寒さのせいでどーでもいい方向に思考がいってしまった。まだ開演までに15分もあるのに本当にシャレにならなくなってきたぞ。しかしこの状況下でも、息子K悟はニコニコしながら、大好きなカレーパンマンの登場を待ちわびている。
 『・・・もういい。K悟、おまえがアンパンマンになって、ステージで暴れてこい。父が許す。』そうノドまで出かかった時、買い物を終えた妻が戻ってきた。

 K悟を妻に託し、自販機に全力疾走する。缶コーヒー飲みてぇ。購入したのは、『ボス ワールドエグゼクティヴブレンド(緑の缶のやつね)』と、『ジョージア グランデ(ジョージアにしては珍しくイケるシルバー缶)』の2本。ジョージアとボスはあまり好みじゃないんだが、今は体を温めることが優先だ。
 
 自分の席に戻り、早速飲む。『ガッ』ときて、『キュッ』ときて、『アベッ』な感じで、体にカフェインが行き渡っていく。うまい。今まで飲んだどんなコーヒーよりも本当にうまい。心の底からコーヒーが美味しいと思った瞬間だった。
 そんな訳で、何とか無事アンパンマンショーの開演時間を迎えることができたのだった。


おまけ 
えふしまおススメ缶コーヒー・・・ルーツ デミタスベルベットタッチ

 ルーツ系は全体的に美味しいのだが、中でも自分としてはコイツがいちばん好み。コクがあってノドごしに良い香りが広がっていく感じがする。普段、缶コーヒーはブラックを飲むことが多いが、これはちょっと別。ただ唯一の弱点は、JTの自販機が少ないこと。


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