参観日に行く
今日はK悟の保育園の参観日で、いっしょに登園する。
うさぎ組の下駄箱の前で、上履きに履き替えていると、隣りのクラスの『るなちゃん』が猛然とダッシュしてきて、うちの子に抱きつき、
『K悟くん、キスしよ』
と衝撃のひとことを言い放つ。しかし、それを本気で嫌がるK悟。よく分からないが、朝イチからいきなりの修羅場である。おいK悟、どんな保育園生活を送っているんだ、おまえ。一抹の不安がよぎる。
教室に入って朝の準備をした後、ブロックで遊び始めたK悟に対し、他の子が『~ごっこしよう』とか『外で遊ぼう』とか声をかけてくれる。どうやら、うちの子は、必ずクラスに1人はいる人気者キャラらしい。親としては、かなり嬉しい。俺なんてうまくコミュニケーションが取るのが苦手で、保育園大嫌いだったもんな。すごいぞ、K悟。
しばらくブロックで遊んで飽きたのか、唐突に外で遊ぶと言って教室を出て行く、気まぐれなK悟。すると、すぐに同じクラスの『みうちゃん』が駆け寄ってきて、『K悟くん、砂あそびしよ』と誘ってくれる。うーん、本当にK悟モテモテだな。今が全盛期でないことを心から祈るぞ。
みうちゃんの愛情たっぷりの砂のカレーライスを親子でごちそうになったりしながら、先生の合図があるまで外遊びを楽しむ。
その後、教室に戻って親子遊び(子供を大きな大根に見立てて、洗ったり漬けたり切り刻んだりするもの)をして、参観日は無事終了したのだった。