大鹿村で鹿肉を食べる
仕事で大鹿(おおしか)村へ出かける。えふしま一族は、この村の出であり、本家のおじさん、おばさんがここで民宿を営んでいたりする。
子供の頃は、あまり好きじゃなかったが、大人になった今は、自然が豊かで本当に美しい場所(例えるなら宮崎駿のアニメに出てきそうな感じ)だと思う。しかし、それだけ自然が豊かなだけに、村に行くまでは、結構(いやかなり)大変だったりする。
ひたすら小渋川に沿って、断崖絶壁の山道(乗り物酔いする人には非常に危険な道)を行かなければならない。
車を村へと走らせていると、道の向こうから何か歩いてくる。タヌキか?・・・何だ、サルか。この道じゃ、犬や猫よりありふれた動物だ。彼(大きなオスだった)も面倒くさそうに道の脇に避けて車をかわし、フェンスを登って去っていった。


うっきー!
さて、仕事も無事終わり、少し早いお昼を食べることにする。大鹿村の道の駅、『塩の里』にある『ふじ食堂』の名物、『鹿肉ハンバーグ定食(900円)』にする。ボリュームがあるが、牛肉に比べてあっさりしているので、最後まで美味しく頂ける。山肉独特の臭みもほとんど気にならない。
今、この辺りは、鹿が増えすぎて困っているって話だ。すでに冬の猟のシーズンに入っているが、雌鹿には頭数制限がないとのこと。過疎の村だけに、駆除(あんまり好きな言葉じゃないが・・・)も大変らしい。人も鹿も共存できる良い策が無いものかと、鹿肉ハンバーグをパクつきながら考えている、思い切り矛盾した自分。

満腹になって店から出る。時の流れがとてもゆっくりに感じた。