正体不明の物体
以前から長男K悟と約束していた化石採集に出かける。実家でハンマーとタガネを借りて、クルマで1時間弱の阿南町へと向かう。
実は中学生の頃、『地学クラブ』に所属(ちなみ部活は陸上部)していて、夏休み、先生引率の下、この辺りに泊りがけで化石を採りにきていたことがある。あれから20年ほど経ち、風景もすっかり変わってしまったが、果たして化石は見つかるのか?クルマを停めて、当時ホタテガイの化石をたくさん見つけた、橋の下のポイントに行ってみる。
橋の下は沢になっている。しかし、しばらく水が流れていないのか、川底は乾燥している。ハンマー片手に川底へと下り、岩を調べてみる。苔むした大きな岩を割ってみると、びっしりと貝の化石が詰まっていた。当りだ。俺の記憶力も捨てたものじゃないな。上に登って採集した化石をK悟に見せてやると、大興奮である。わかるなあ、その気持ち。自分も初めて化石を見つけた時、ものすごく嬉しかったもんな。
再び先ほどの岩盤を打ち砕いて中を調べる。すると、正体不明の物体が出てきた。ん、何だこれ。貝じゃなさそうだし、カニやエビにもこんなパーツは無いし、ウニ?フジツボ?さっぱりわからん。
すっきりしないので、阿南町の化石館に持ち込む。そして係員の方(地元の女性)に見てもらう。しかし何だか分からない。結局、飯田市の美術博物館の先生を紹介してもらって帰宅する。そのうち聞きに行ってみよう。
