ピカチュウの危険な罠
日本の夏、ポケモンの夏、である。
毎年恒例のポケモンの夏休み映画に、長男K悟を連れて行く。映画館に行列ができていて、非常に驚く。飯田の人間はあまり映画を見ないのか、普段なら、ほぼ『貸切』状態で鑑賞できることもあるというのに、今日の混雑ぶりは異常である。たぶん、この映画館が1年で最も忙しい1日だろう。毎年、巧妙に仕組まれたポケモンビジネスには感心してしまう。
1.前売り券
ただの前売り券ではない。一定期間中に、イオンなどの玩具売り場へ、この券とDS(ポケモンのソフトをセットした状態で)を持って行くと、珍しいポケモン『ピカチュウカラーのピチュー』をプレゼントしてもらえる。お店の立場で考えると、集客が見込まれ、プラスアルファの買い物も期待できる。
2.マクドナルドとのタイアップ
映画が公開されるちょっと前のタイミングで、マクドナルドが仕掛ける。子供向けスマイルセットを購入すると、映画のキャラクターのおもちゃをプレゼント。さらにマクドナルドの店舗スペース内限定で、通常では手に入らないポケモン『ジラーチ』が通信機能で手に入る。これでマクドナルドは、がっちりお客様確保である。
3.映画館にて
前売り券が売れれば、もうお金は回収済みなので、別に見に来なくてもいい、などということは、ポケモン映画ではありえない。今度は、映画館限定でもらえるポケモン『アルセウス(ちなみに映画の声は三輪明宏)』、DSをしない子用なのか、カードとパック(デパート等にあるゲーム機で遊べる物)しっかり準備されており、映画館に足を運ばせるシステムが出来上がっている。当然、映画館に来れば、そこにあるパンフレットやチャラクターグッズも売れる。
4.映画を見た後
映画で見たキャラクターの商品を子供がねだる。やさしいおじいちゃん、おばあちゃんは、ついつい買ってしまうって寸法だ。
どうです、奥さん。
全部仕組まれていますよ、あのピカチュウに。
で、えふしま家も分かっていながら、全部踊らされているのであった。(むしろ楽しんでいるのは子供より自分)
